相田みつを美術館@有楽町~「名言」と向き合う~

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相田みつを美術館入口写真 旅・食

今日は休日で一日家にいるのももったいないので、思い付きで、有楽町にある「相田みつを美術館」に行ってきました。
お勧めのスポットですので解説させていただきます。
ネット検索すれば確かに相田みつをの詩を「知ること」はできますが、実際の書を見ないとやはり「感じ取る」ことはできないと思いますのでこの記事をきっかけに是非足を運んでいただけますと嬉しいです。

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そもそも相田みつをって誰?

相田みつを(1924年(大正13年)5月20日 – 1991年(平成3年)12月17日)
日本の詩人・書家で、平易な詩を独特の書体で書いた作品で知られており、書の詩人、いのちの詩人とも称される方です。
ひらがな、カタカナ、漢字を巧みに使い分けて表現するのが特徴であり、実際にかかれる「字」にも特徴があります。
書道の道での成功も約束されていたといわれていますが、詩で生きていくと決めて、教室等を開くことで収入を得るなどのことは決してしなかったそうです。

特に有名な詩の一つは、「道」です。

長い人生にはなあ どんなに避けようとしても
どうしても通らなければならぬ
道というものがあるんだな
そんなときはその道を黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな
黙って歩くんだよ ただ黙って 涙なんか見せちゃダメだぜ
そしてなあ そのときなんだよ
人間としてのいのちの根がふかくなるのは

相田みつを美術館ってどんなところ?

相田みつを美術館は現在、相田みつをさんの息子さんが館長を務め、運営されている美術館で、100点以上の相田みつをの詩が展示されています。
当時の貴重な映像や音声も見ることができますし、カフェスペースでゆったりすることもできます。
館内のショップには、あいだみつをの詩が書かれたカレンダーなども売っていました。
概要は下記のとおりです。

【相田みつを記念館】※情報はすべて、22年2月現時点のもの
◆場所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム 地下1階
◆アクセス:東京駅もしくは有楽町駅より徒歩5-10分(詳細はこちら
◆開館時間:10:00 ~ 17:00(月曜日休館日)
◆入館料:一般:1,000円、中・高校生:800円、小学生:300円(未就学児無料)、70歳以上:800円
◆お得情報:前売りチケットを購入するとそれぞれ100円引きになるのでお勧めです(当日購入も可)

印象に残った言葉をご紹介!

私が印象に残った言葉を下記に紹介します。
ただし、やはり実際の相田みつをの書いた文字で見るとまた違った味わいがありますので、ぜひ足を運んでみてください。
デジタルは便利ですが、繊細なニュアンスはやっぱり伝わらないですよね。

  • 一生感動、一生青春
  • 一生燃焼一生感動一生不悟
  • むりをしないでなまけないわたしは弱い人間だ
  • どんな雑草でも時期がくればだまって自分の花を咲かせ自分の実をつける
  • 人の為と書いていつわりと読むんだねえ
  • 自分の心のどん底が納得しているかどうかそこが大事
  • しあわせはいつも自分のこころがきめる
  • 「当たってくだける」かけ声は勇ましいけれど、かけ声をかける当人は当たりもくだけもしねえんだよなあ
  • 親切という名のおせっかいそっとしておくおもいやり
  • セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃうどっちかやわらかければだいじょうぶやわらかいこころをもちましょうそういうわたしはいつのセトモノ
  • あのときのあの苦しみもあのときのあの悲しみもみんな肥料になったんだなあじぶんが自分になるための
  • やれなかったやらなかったどっちかな

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