コンサル転職ー中途コンサルの生存戦略

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コンサルタント 仕事・転職

本日はコンサル業界への転職を考えている方や、コンサル転職後に仕事が辛いと感じていたり、長くやっていける気がしないという方向けに、中途コンサルタントが上司から「がみがみ言われない」ために、最低限抑えるべきポイントをお伝えします。
基本的に、コンサルとして働くのが辛くなるのは①上司との関係、②クライアントとの関係、③働き方のいずれかに問題があるときだと思います。
今回はこのうち、①の上司との関係にフォーカスして抑えるべきポイントを記載しています。
今回紹介する内容は、周りの中途コンサルの方とお話して一致した見解ですので、ぜひご覧ください。

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ポイント①結論から話す

これはよく言われることですが、まず結論から話すことは意識したほうが良いです。
中途コンサルタントがやってしまいがちなのは理由や背景を話したうえで、最後に結論を述べるという話し方です。私も何度も怒られましたし、今でも意識していないと、結論を最初に話していないことがたまにあります。。
最初に結論がないと、どこに話が着地するのか分からず、聞いているほうは話の全体をしっかりと聞こうとするため疲れてしまいます。上司が知りたいのは基本的に結論で、必要であれば、その理由や背景を追加質問で深堀りするということになりますので、まずは結論から話すことを意識しましょう。

ポイント②数字や事実で語る

ポイント2つ目は、「数字や事実で語る」ことです。
よくやってしまいがちなのは、あくまで感想や感じたことを「多分こうだと思う」といった述べ方をしてしまうことです。これだと上司には良くわからないといわれてしまいます。
大事なのは、なぜそう考えるのかの根拠となる数字や事実を示すことです。数字や事実は解釈の余地がないものですので、上司も理解してくれます。その数字や事実からどんな示唆を得るかを上司と議論する場にすることが大事です。

ポイント③前提を合わせる

上司は基本的にいくつものプロジェクトを同時に請け負っているため、スタッフレベルのコンサルタントに比べて、一案件に使える時間は当然少ないです。そのため、スタッフが前提として考えていることが上司にとっては全くNEWな情報であり、前提となっていないことも多々あります。
この前提の認識が異なっていると、そのあと何を話しても、「そもそも・・」と言われてしまいます。
私も全体を説明した後に、「そもそもその前提ってなんでだっけ?」と聞かれて、それを答えたうえでもう一度全体を説明しなおすということを何度もしてしまったことがありましたが、これは完全な時間の無駄です。
よって、まずは、前提としておいている条件を上司に説明したうえで、全体の説明に入っていくことをお勧めします。これだけでも上司とのコミュニケーションがスムーズになりやすいです。

ポイント④期待値を把握する

ポイント4つ目は、上司の期待を把握することです。
スタッフの場合は、上司からこんな資料を作ってほしいとか、こんな分析をしたいのでデータを集めてという風に言われることが多いと思います。
ここで、上司がどんなものを期待しているのか、具体的には、①その仕事の目的・背景、②成果物イメージ、③クオリティ、④納期・期限については認識を合わせておいたほうが良いです。
上司に言われたままに、認識合わせもせずにとりあえず作業しようとすると、上記①~④の認識が大きくずれてしまい、作業後に、やり直しということが発生しかねないというか、絶対発生すると思います。
そのためには、自分が納得してイメージできるまで、上司と認識合わせをするために質問をすることが大事です。うざいと思われてることもあるかもしれませんが、しっかり確認するほうが後で上司からお壊れたりがみがみ言われる可能性を低くできます。

ポイント⑤仮説を持つ

最後はどんなことにも「仮説を持つ」ことです。
上司に相談する場合は、例え日程調整に関することでも、「私はこうしたいと考えているが、認識に齟齬はないか」とか「こう進めたいと思っているが、この点について迷っていて相談したい」などの提案型で話すことが大事です。
仮説や提案なしで、「これはどうしたらいいですか?」と聞くとたいていの上司は激怒します(笑)
ので是非ご注意いただければと思います。

まとめ

本日は中途コンサルタントが上司から「がみがみ言われない」ために、最低限抑えるべきポイントをお伝えしました。いかがでしたでしょうか?
私が実際にコンサル会社で働いて感じている最低限抑えるべきポイントですので、これ以外にもまた追って別のポイントはお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ロバート・ウォルターズ

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