先日は、東京都庭園美術館に行ってきました!庭園自体はコロナの影響もあり、見ることができなかったのですが、「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」というテーマで、シュルレアリスムに関する展覧会が開催されていたので行ってきました!
いわゆる「普通の美術館」などで見るアート作品とは異なる、独特の世界観で作られた作品が多く、新鮮でした。
一部写真許可されているところで、写真を撮ってきましたので是非ご覧ください。
概要
展示会の概要は、公式HPより下記のとおりです。
20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスムは芸術の枠を超えて、人々の意識の深層にまで影響力を及ぼしました。革新的な意匠を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものであり、モードの世界にもシュルレアリスムに通底するような斬新なアイデアを垣間見ることができます。一方、シュルレアリストたちと親交のあったエルザ・スキャパレッリは、シュルレアリスムの潮流のなかで示された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んでゆきました。またシュルレアリストたちは、帽子や靴、手袋といったファッションアイテムを霊感の源として、絵画や写真、オブジェといった作品のなかに生かしました。衣裳へのトロンプ・ルイユ(だまし絵)的なイラストの導入や、内側と外側の意識を反転させたようなデザイン等、シュルレアリスムを契機として出現したユニークな発想力は、まさに「奇想のモード」として今日にまで影響を与え続けています。本展ではさらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、16世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧します。シュルレアリスムがモードに与えた影響をひとつの視座としながら、その自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫ろうとするものです。
東京都庭園美術館公式HPより
展覧会名奇想のモード:装うことへの狂気、またはシュルレアリスム
会期:2022年1月15日(土)~2022年4月10日(日)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル: 050-5541-8600
休館日:毎週月曜日 *ただし3月21日は開館、3月22日(火)は休館
開館時間:10:00–18:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料:オンラインによる日時指定制です。ご購入・ご予約はこちらから
一般 | 1,400円 | (1,120円) |
---|---|---|
大学生(専修・各種専門学校含む) | 1,120円 | (890円) |
中学生・高校生 | 700円 | (560円) |
65歳以上 | 700円 | (560円) |
*展覧会チケットで庭園もご入場いただけます
*( )内は団体料金。団体は20名以上
*小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(手帳の提示をお願いします)
*教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)
*シルバーデーおよび家族ふれあいの日の割引については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、当面の間休止としております。
展示物のご紹介
展覧会で展示されていた芸術作品の中で、写真撮影を許可されたものをご紹介します!
これ以外にもたくさんの個性的で独特な作品がありましたので是非皆様も直接ご覧ください。
まずこちらは「ドレス」ですが、串野真也と尾崎ヒロミ(スプツニ子!)によって結成されたANOTHER FARMによる作品「Modified Paradice」というものです。
「テクノロジーの進化と生命、人間の関わり」をテーマに制作された本作は、専用の眼鏡をかけることでドレスに模様が現れます。クラゲや珊瑚の遺伝子を組み込むことで、神秘的な光を放つドレスです。
(左が肉眼でそのまま見た場合、右が専用の眼鏡をかけた場合)
続いては、色々な「靴」です。
動物を使ったものも多かったですが、奇抜すぎて面白かったです。
こんな靴を街中で履いている人がいたら、思わず二度見してしまいますよね(笑)
そもそも実際には人が履くことができなそうなものも多かったです。
鳥をそのまま使ったような?靴などは動物愛護家からすると受け入れがたいものもあるかもしれないと思いましたが、アート作品としては独創的で、さすがシュルレアリスムと思いました。
(シュルレアリスムのことをよく知っているわけではないですが、一般的なイメージの通りでした)
あとはこんな絵とズボン?がありました。
絵は何を指しているのか理解できなかったですが、ズボンは動物そのものという感じですよね。
シマウマや馬などを模したズボン何だろうと思います。
これも街中で履いている人がいたら驚きですね(笑)
本日は東京都庭園美術館の「シュルレアリスム展覧会」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
写真撮影禁止の場所では、これ以外にもたくさんの芸術作品が展示されていましたので、ぜひ直接皆様も行ってみてください。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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